レンタルオフィス「METSオフィス」運営責任者のオバタです。

経歴等の詐称が発覚し大きな話題となった経営コンサルタントのショーンKこと川上伸一郎氏が経営している会社が海外のバーチャルオフィスを利用していた件、気になったので私なりに調べた結果を皆様にシェアさせていただきます。

バーチャルオフィスについての理解が乏しい方、これから借りようと思っているけどこの1件で不安になってしまった方などは参考までにぜひ目を通してみてください。

①ショーンK氏のアメリカ・デラウエア州のバーチャルオフィスについて

ショーンK氏の経歴(現在消されているためwebアーカイブで閲覧可)に書かれていたニューヨーク、パリ、東京など6ヶ国7都市を拠点としているという経営会社「ブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッド」をネット上に調べると、該当会社についてのサイト『http://www.bradstone-mi.com/』がヒットしていました。(現在はサイト自体が消されています)

このサイト内にあったPDFファイルには『本社の所在地』が記載されており(3422 Old Capitol Trail, Suite 700, Wilmington, Delaware, 19808-6192 USA)、その住所をさらに調べると…

20160329_a○住所地を正面に捉えた画像(引用:GoogleMap)

この住所地をビジネス用に提供している『http://www.delawarebusinessincorporators.com/』という海外のオフィスサービス提供会社のサイトに辿り着きます。

20160329_b○英文をブラウザの翻訳機能で日本語化。月々75ドルから利用可…
(引用:http://www.delawarebusinessincorporators.com/)

アメリカのデラウエア州は、法人の設立が簡単で税制優遇措置を受けられるため、会社の登記だけ置く土地として人気の高い住所地です。

ショーンK氏のような「世界数カ国でビジネスを行う起業家」にはまさにうってつけの場所だったのかもしれません…

②ショーンK氏の渋谷オフィスについて

ショーンK氏の削除済みサイトのプロフィールにアジア・パシフィック本社として紹介されていた東京都渋谷区にあるセルリアンタワー15階はシェアオフィスで、ビジネス用住所を使いたい場合は16,500円から利用できます。(電話サービス等込みだと33,000円で、ショーンK氏はこのプランを使っていたと見られています)

セルリアンタワーのシェアオフィス
http://www.executivecentre.co.jp/location/shibuya_cerulean_tower

ビジネスの規模、使うオフィスサービス、施設の機能的に問題がないのであれば当シェアオフィスを利用していても何の問題もないはずですが、某TV番組でおっしゃっていた「年商30億円でホテル暮らし」が本当であるならば、あらゆる面から考えてもこの規模のオフィスでは収まらないのではないか…と思う次第であります。

③ショーンK氏のニューヨークオフィスについて

ショーンK氏の削除済みサイトには、アメリカ本社がニューヨーク・ウォールストリートのトランプビル28階にあるとされていました。

某週刊誌などの情報によると月額69ドルから借りられるバーチャルオフィスということだったので、探したところおそらくここではないか、と思われるサイトを発見しました。

20160329_c(引用:https://www.davincivirtual.com/loc/us/new-york/new-york-city-virtual-offices/facility-677)

ショーンK氏のアメリカでの納税は2013年に175ドルを収めたのが最後とのことですが、月々69ドルなら日本での稼ぎがあれば払い続けることは可能。低コストでビジネス用住所地を借りられるバーチャルオフィスのメリットを最大限に生かしていたと言えます。

ニューヨークに支店が欲しい方はここで借りてみてはいかがでしょうか。

おまけ:ショーンK氏の登記に記載された日本支店について

ショーンK氏は、『SEANK.biz』というサイトを運営していましたが(現在は削除済み、webアーカイブで閲覧可)、当ドメインのwhois情報には

Registrant Name: Blood Stone Management Initiative Limited
Registrant Organization: Blood Stone Management Initiative Limited
Registrant Address1: 1-8-8 Ebisunishi
Registrant City: Shibuya-ku
Registrant State/Province: Tokyo

という記載がありました。
ショーンK氏が経営する『Blood Stone Management Initiative Limited』がドメイン管理をしており、住所地は東京都渋谷区恵比寿西1-8-8となっています。

この住所をGoogle Mapsで検索すると『ライオンズマンション小川恵比寿』が出てきます。バーチャルオフィスではありません。マンションの1室をオフィスとして使っていた模様です。

ショーンK氏が会社住所についてドメインから簡単に調べられるケースがあることを知っていれば、もう少し見栄えの良い建物をオフィスとして使用していたかもしれませんね。

まとめ

バーチャルオフィスは低コストでビジネス用の住所や様々なオフィスサービスを利用できるため、ビジネスを立ち上げたばかりの起業家にとって必要不可欠なオフィスサービスであると言えます。

ビジネスのスタートアップ時だけでなく、ビジネスの便宜上支店として利用されることも少なくありません。ビジネスにオフィススペースが必要ない方、ビジネス用の住所やオフィスサービスだけを利用できれば十分という起業家の方々が収益が安定してからも使い続ける例もあります。

バーチャルオフィスを『何もない場所やオフィスビルと呼べないような建物がある住所地をオフィスのように見せかけるもの』と認識している方もいらっしゃるかと思いますが、真っ当なバーチャルオフィスサービスはビジネス用に利用できる拠点ビルを構え、各種オフィスサービスや会議室等のオフィス施設を利用することができるようになっています。

実態があるのかよくわからない海外の住所を拠点住所としていたショーンK氏の件によって悪いイメージを持たれた方も少なくないと思いますが、バーチャルオフィスというオフィスサービス自体は悪いものではないということを少しでもご理解いただければ幸いです。

私どもが運営しておりますMETS OFFICEでは、個室が必要な方、ビジネス用の住所が必要な方それぞれに合わせたオフィスサービスを自社所有ビルによる経営にて安価にてご提供させていただいております。

拠点として利用できるオフィスビルのビジネス用住所を安く借りたい方は、ぜひ一度サービス詳細をご確認くださいませ。