「一緒に社会貢献がしたい」社長が語るMETSオフィスの理念、運営について、今後のビジョン&起業家へのメッセージ

METS運営責任者ブログ

目次 -Table of Contents-

METSオフィス運営会社・オリンピア興業株式会社葉山社長4

自社所有物件による直営という形式で2012年より始まったオフィスサービス「METS OFFICE」は、この数年間で知る人ぞ知る存在から比較・検討したユーザーほど選んでいるサービスへと成長し、延べ数千超の企業や個人事業主に利用されてきた。

物件を借りて転貸形式で運営するオフィスサービス事業者が多い中、自社で所有するビル内で直営しているオフィスを低コストで貸し出すMETSオフィスはとても希少な存在である。

本記事では、METSオフィスの運営会社であるオリンピア興業株式会社代表・葉山社長に様々な質問をぶつけ、METSオフィス事業の理念、運営方針や収益に対する考え、今後のビジョンなどを探った。

■社長インタビュー記事(レンタルオフィスサイト掲載)
⇒ 「マーケットの善意を信じて、社会貢献する」METSオフィス事業の成り立ちと、基幹となる社長の経営哲学・思想とは

METSオフィス事業の使命・理念

METSオフィス運営会社・オリンピア興業株式会社葉山社長

━━ 2012年より始まり順調に会員数を伸ばしてきたMETSオフィスですが、どのような理念のもと運営されてきたのでしょうか?

葉山社長:
土地は、整えて建物をたてることによって関わる人や生産性を何倍にも増やすことができる。これは50年以上に渡って不動産事業を生業としてきた弊社本来の仕事であり、METSオフィス事業の使命や理念に通じるものでもあります。

例えばこの場所(※新宿本社ビル)は、以前は付近にいくつかの所有者が異なる土地がぶらさがっていた状態だったのですが、その中の一角が「土地を買わないか」と言ってきたのをきっかけに、一帯の土地を買ってひとつにしてビルを建てました。

もともとは1部屋の賃料が5万円くらいのアパートが4つほどあって、全世帯で20人くらいの人間が生活していた。金額にして年間で約1千万くらいの生産性しかなかったわけです。

私がここにビルを建てたことによって、働く社員や入居しているテナントさんなど関わる人間の数は増え、今ではこの場所を通る売上は数億円を超え、ここで食べている人間は家族を含めたら何百人、何千人という規模にまで成長しました。

土地を買いビルを建てたことによって社会全体の富が増えたという見方もできますが、また別の視点から見れば本来それだけのポテンシャルがあるにも関わらず活かされていなかったものが活きるようになったということでもある。その差額の一部がうちの利益になり、関わる人も潤います。

水が高所から低いところへ流れるように、低いところに流れた水のかさがあがるように、世の中全体のかさが上がって豊かになっていけばいい。

働く場所、生産性を上げる場所を皆様に提供するのが弊社の社会的な使命であり、その皆様と一緒に社会貢献をしていきたい。これがMETSオフィス事業の理念です。

利益を上げろ、とは言わない

━━ METSオフィスのサービスは、特にバーチャルオフィスが都心一等地にしてはかなり安い価格設定になっています。オフィス事業の収益についてはどのようにお考えなのでしょうか?

葉山社長:
METSオフィス事業については一貫しているのですが、これで利益を上げろとは言っていません。

そうではなく、ひとりひとり起業している方々の繋がりを大事にして、必要とされているサービスを提供することでその方々が社会でひとつの役割を果たせるような手助けがしたい。それが弊社の存在意義にもなります。

より多くの会員様を獲得していけば、仮に1万人というネットワークが出来た際にはより多くのサポートができるよう色々なものを提供することができますし、逆に何らかの案件で弊社が助けてもらうことも当然出てくるでしょう。

弊社と会員様との関係だけではなく、会員様同士のそういった繋がりを作り、広げていく仕組みを作っていきたい。ささやかでも社会の中で、ひとつの意味を見出すことができればと思っています。

オフィスサービスを運営する上で気をつけていること

━━ オフィスサービス、特にバーチャルオフィスを格安で提供していると様々なお客様からお申込みがあるかと思いますが、運営していく上で特に気をつけていることはありますか?

葉山社長:
運営会社としては、どうしても違法なサービスや規約に抵触する使われ方をされてしまうのではないかという不安があります。

同時に、申し込んでくださるお客様にもここで大丈夫かなとか、様々な不安があると思います。

リージャス、ウィーワークといった大企業が台頭してきたことにより、オフィスサービスの認知度はより高まっています。それまでは怪しげな商売というイメージを持たれがちでしたが、申込をする際にお客様が感じていた不安は数年前と比較すればだいぶ軽減されたのではないでしょうか。

METSオフィス事業を始めた2012年頃は、三井や三菱、東急などの大手は絶対に入ってこないと思っていました。ところがここ数年でやってない会社はないんじゃないかという状況になっています。働き方が多様化していく今後は、より多くの方々に利用されるようになるでしょう。

そんな中で、弊社としては申込のハードルは低くしたい。でも入ってくる人たちの質は高くしたい。既存の会員様のためにもここのフィルタリングは引き続きしっかりやっていかなければなりません。

バーチャルオフィスの歴史からわかる、なぜ未だに「怪しい」のか

METSオフィス運営会社・オリンピア興業株式会社葉山社長3

━━ METSオフィスがサービスを開始したのは2012年。当時既に競合他社が存在していたと思いますが、バーチャルオフィスのようなビジネス用の住所を貸すサービスはいつから存在していたのでしょうか?

葉山社長:
1960年代後半から70年代くらいでしょうか、「貸し机」という今でいうオフィスサービスの走りのようなものがあったんです。

貸し机というのは、小さなビル内の一坪にも満たないような事務所を借り、転貸(※又貸しのようなもの)で住所を貸すというサービスでした。電話の受け答え……今でいう電話代行のようなものもセットで付いていましたね。スポーツ紙に「貸し机あります」といった三行広告が出ていたのをよく覚えています。

当時、貸し机は身元を隠したい人間しか使わなかった。貸し出す側は身元確認もしていなかったし、金さえ払えば誰でもそこで住所を借りられるようなサービスでした。

貸し机といっても貸す机はなくて、狭いスペースに設置されたデスクに座っているのは電話代行をするスタッフ。客が借りられる机などの設備はなかったので、まさしくバーチャルオフィスの前身とも言えるでしょう。

余談ですが、貸し机から出世した代表的な例が三京ビル。城山三郎という小説家が題材にしたこともあります。貸し机の営業者から貸しビル業者に、後にバブルの頃に銀座で坪3億で土地を売るみたいな話だったと思います。

未だにバーチャルオフィスは怪しいというイメージが残っているのは、詐欺などの拠点住所として使われてしまった事例の影響もありますが、もともとは貸し机があったからに他なりません。ルーツがそこから来ているからですね。

ただし、近年ではレンタルオフィスやバーチャルオフィスといったサービスの信用度は高まってきています。それは業界全体の努力もあるでしょうけれど、お客様のリテラシーが高くなったというのが一番ではないでしょうか。

運営会社が真っ当なオフィスサービスが問題ないものであることは、少し調べれば誰でも理解できると思います。必要としている人々は、自分で調べるなり何らかの手段で情報に辿り着く。怪しいという声は今後も残るでしょうけれど、時代遅れとなったその考えを新時代の起業家たちは物ともしないと思います。

顧客に信用されるオフィスサービスを選ぶコツとは

━━ バーチャルオフィスをはじめとしたオフィスサービスは、選ぶ基準が人によって異なります。社長ならではのオフィスを選ぶコツなどがあれば教えていただけないでしょうか。

葉山社長:
オフィスサービスを選ぶ際、何を優先するかは個々違っていいと思います。ただし、相手に与える印象についても考える必要があるのではないでしょうか。

例えば私が社長同士で名刺交換する際、名刺に記載されている所在地を見て「ハッタリで信用を獲得しようとしているのかな」と思うことがあります。

同じシェアオフィスを借りるにしても、高いほうと、たいして変わらず半値以下のところがありますよね。片方が8万、一方が3万だとしたら、差額の5万を何のために払っているのか、合理的な説明ができるかどうかは重要です。

それがもし「千代田区大手町」のネームバリューに払っているだけなのであれば、そういう価値観の人だよなと判断される可能性があり、それはメリットではなくリスクになりかねません。

ビジネスである以上商売であって、ある程度合理的な判断でやっているわけです。バーチャルオフィスで3000円払う人だって、家賃で300万円払う人だって、無駄な金は一銭も払いたくないはずです。

それなのに明らかに割高な賃料を払っているのは、自分がそこに価値を求めている人間ですよ、とアピールしているのと同じ。そういう人間が信用できるかできないか、という話になってくる場面もあるでしょう。

バーチャルオフィスやレンタルオフィスを見栄というか、ごまかすために使う人は信用できません。決して、価格が安ければいいというわけではありません。必要なものに必要な分だけコストをかけるという合理的な判断ができるかどうかは、起業家にとって大事なことなのではないかと思います。

オフィスサービスを借りて起業しようとしている方々へメッセージ

━━ オフィスサービスを借りて起業しようとしている方、副業やダブルワークを始めようとしている方などへメッセージをお願いします。

葉山社長:
昨今ではサテライトオフィスとか、在宅勤務、テレワーク、ダブルジョブといった言葉が浸透しつつありますが、人口が減っていく中、今後は様々な働き方が模索されるでしょう。

今までの習慣があるから一足飛びには変わらないかもしれません。ですが、変化した後ではコロンブスの卵のようにそれが当たり前だよ今どき、という話になるのではないでしょうか。特にサラリーマンは、将来的には個人事業主の性格が強くなるのではないかと思います。

何らかのビジネスをやろうとしたときに「とりあえずやってみようよ」という形で利用するツールのひとつとして、METSのバーチャルオフィスなりレンタルオフィスが起業の手助けになれば、そういう思いでサービスを運営しています。興味があれば内容を見て、比較・検討の材料にしていただければ幸いです。

METSオフィスの今後のビジョン

METSオフィス運営会社・オリンピア興業株式会社葉山社長2

━━ 社長が描くMETSオフィスの展望や今後のビジョンについて聞かせてください。

葉山社長:
まだ構想段階で形にすることはできていませんが、METSオフィスを介したネットワークで繋がることにより、手を取り合いながら、お互いにできることを提供しあうことができる状況を作っていきたいと考えています。

特にビジネス上の繋がりにおいては、信用できるような関係にならなければ、本当のコミュニケーションが成り立ちません。ただのマッチングサイトでは実現することが難しい。懇親会や講演会、そういったものでMETSの会員様同士がマッチングできるような状況を作れたら、と考えています。

そういう中で育った方々が、バーチャルからレンタルに、そこからフロアを貸し切った事務所などに移転するような道筋を確立したいですね。

ただしウィーワークが何千億円という額の赤字を出していたように、規模を小さくしてもやりたいことを詰め込めば相当なコストがかかってしまうことでしょう。そのあたりのバランスはしっかり考えていかなければいけません。

会員数は増えていますが、私から見ればMETSオフィスはまだスタートラインに立ったばかり。将来の働き方を模索するひとつの試金石として、今後どんなサービスを提供していけるか……人材やコストの問題もあるので頭で考えてることをすべて実現するのは難しいですが、弊社だからこそできる社会資産の活用を通して、METSオフィスと関わる会員様の将来を見てみたいなという思いです。

━━ 本日は貴重なお時間を頂き有難うございました。

編集後記

METSオフィスの、特にバーチャルオフィスサービスは格安だ。サービス提供しているエリア内において同じ条件で調査・比較すれば、大抵の場合選択肢の上位に入るほどコスパが良い。自社ビル直営である点を加味すれば、探している場所や条件によっては1強になり得る強みを持っている。

単純にコスト面だけで見ればより安いところはある。転貸でよければコスパ的に同レベルのサービスもある。だが、利益を取るよりも起業家たちが社会でひとつの役割を果たせるような手助けがしたいと言ってくれるところは探してもそうそう見つからないのではないか。

葉山社長の「一緒に社会貢献をしていきたい」という言葉が上辺だけのものでないことは、土地を買い、整え、建物をたて、今では都心に複数のビルや物件を所有するまでに至ったこれまでの軌跡を確認すれば疑う余地はない。

METSオフィスはただの自社ビル直営格安オフィスサービスではなかった。そこには創業者のブレない理念があり、より改善していきたいという強い思いがある。葉山社長から伺ったお話を記事化することで、ひとりでも多くの方に社長の理念や思いが伝われば幸いです。

最後までお読みいただき有難うございました。
インタビュアー:TK(METSオフィス会員)

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